カニの横ばい

梅雨の頃は、よくサワガニが見られました。水族館でも、いろいろなカニがいますよね。カニのほとんどは横に移動します。今日はそのことについて・・。

カニの体は、横に長い四角の胴体(どうたい)をしています。そして、体の横の方にあしがならんでいて、あしとあしの間が非常にせまくなっています。しかも、あの太さと長さをもったあしですから、前に歩こうとすると、あしがぶつかりあって速く歩けないのです。
しかし、横にならば、あしとあしの間にすきまができるために、おおまたで、しかも速く歩くことができます。カニの仲間は、昔、砂浜や岩の上をすばやく動くために、横に歩く歩き方を見つけたのだろうと考えられます。
どのように歩いてもかまわないのですが、敵におそわれたとき、とにかくすばやくにげることができなければ、生きのこれません。そのために、カニは速く歩くことができる横の方に歩くようになったというわけのようです。

まあ、前に移動するカニもいますから、カニも人それぞれですが。

(学研キッズネット参照)

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