新月がきれいですね。

久しぶりに雲が晴れて、月を見ることができました。さて、月と言えばウサギですよね?月でウサギが餅をついてるっていうのが昔話です。では、なぜ、月と言えばウサギなのでしょう。

話は2000年以上前になります。月のうさぎの由来はインドの説教仏話ジャータカ神話になるそうです。これは、ブッダの物語を集めて紀元前にできたもので、日本にも伝わり「今昔物語集」や各地の民話となりました。

では「うさぎが月で餅つきをしている」といわれるのはなぜなのでしょうか。うさぎの餅つきの由来は、古代中国で「月のうさぎは杵と臼で不老不死の薬を作っている」といわれていたことと考えられています。薬がなぜ日本で餅になったのかについては、うさぎが帝釈天のために餅つきをしている、うさぎが食べ物に困らないよう餅をついている、満月を意味する「望月(もちづき)」からきているなど、さまざまな説があります。

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