みなさん、お寿司は好きですか?私は大好きです。海の中で元気に泳いで、お寿司になってくれてありがとう!ってお礼を言って食べています。
さて、泳ぎの得意な、速く泳げる魚は何でしょう??
答えは、メカジキです。
突き出した吻(ふん)で水を切り裂き、時速100kmで泳げるとも言われる魚、メカジキ。新たな研究で、メカジキの体にこれまで知られていなかった秘密が発見され、これが高速で泳げる鍵となっている可能性があることがわかりました。
学術誌『Journal of Experimental Biology』に掲載された論文によると、剣のように鋭いメカジキの吻の付け根には、油を生成する腺があり、メカジキが泳ぐときには、この腺から脂肪酸の混合液が分泌され、毛細管と小さな孔を通じて皮膚へと送り出されているそうです。(参考記事:「メカジキの吻はなぜ折れないのか?」)
研究者らは、この油分がメカジキの頭部前面に撥水層を作り出し、水の抵抗を弱めて楽に泳げるようにしているのではないかと推測しています。
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