夏だ!海だ!海の水はなぜしょっぱい?

みなさん、夏休みに入ったことでしょう。海や山に出かけることも多いと思いますが、安全に過ごしてくださいね。

さて、海の水はなぜしょっぱい? そう。沖の方で、塩まきおじいさんが・・・なんてことはないですね。

海水には、塩素イオンやナトリウムイオンをはじめとして、天然にある92の元素の全てが溶け込んでおり、これが塩辛さの原因となっています。地球が誕生した今から約45億年まえの海水は酸っぱい味だったのだそうです。そこからしょっぱくなったのには諸説ありますが、その一つの説明として、27億年前に地球に陸ができたのが原因とも言われています。陸地の岩や土に含まれていた塩素やナトリウムが雨によって溶け出し、海まで運ばれました。海水が太陽に照らされると、水分だけが蒸発します。これが何億年も繰り返されるうちに、塩分濃度が徐々に濃くなったということです。

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