2023年、今年の月

今年の月とその動きについて、4件の見所!

①2つの月食・・・日食は、2023年には2回あります。2023年4月20日、珍しい金環皆既日食が起きる。皆既日食と金環日食のコンビネーションが、西オーストラリア、東ティモール、および西パプアで見られます。日本では南西諸島、九州南部、四国南部、近畿南部、伊豆半島から房総半島、小笠原諸島などで部分日食が見られます(13時30分~15時ごろ) また、半年後の2023年10月14日、金環食がオレゴンからテキサスまで米国南西部の各州で見ることができますが、日本では見られません。

②「フラワームーン食」・・・北半球の春(5月)で2度目の満月は、地球にさえぎられ、満月が地球のぼやけた半影に進入して微かな半影月食にないます。見えるのはアジアとオーストラリアからだけで、日本では全国でほぼ全過程が見られます。(未明~明け方)

③4回のスーパームーン・・・夜空の月がいつもよりわずかに大きく、明るく見えるスーパームーン。地平線の近くに現れたときに見ると特にそうなる。 2023年にはスーパームーンが4回見られます。・2023年7月3日(月)・2023年8月1日(火)・2023年8月30日(水)・2023年9月29日(金)なお、8月30日と31日の月の出は今年最大の満月「ブルームーン」となります。

④部分月食・・・10月には月食になります。見られるのはヨーロッパ、アフリカ、およびアジア。月の約12%だけがかくされます。10月29日の部分月食は、日本では明け方の西の空で起こります。

さあ、今年の夜空も楽しみです。

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