九州でも恐竜の卵の化石

朝日新聞デジタルによると、熊本県御船(みふね)町で恐竜の卵の化石が見つかりました。九州では初めて。2001年と03年に町恐竜博物館が発掘調査し、町内の天君ダム下流の後期白亜紀の地層(約9千万年前)から発見したものですが、当初は近辺で発見されるカメの化石とされていたようです。発表された化石は、卵の殻の一部の化石2点で、一つは長さ27ミリ、幅10ミリ、厚さ1・7ミリ。もう一つは長さ25ミリ、幅15ミリ、厚さ2ミリほど。球形だったとすると直径5~7センチほどで、野球ボール大だったとみられます。詳しい調べで、恐竜の卵の殻化石ということが分かり、東アジア沿岸域での恐竜の進化の解明につながりそうです。

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