46億年前の地球の一日が、わずか5時間!?一日の長さは変化していた!

46億年前。地球が誕生したばかりの頃、1日の長さはわずか5時間しかなかったらしいです。1日の長さとは、地球が一周する時間。生まれたばかりの地球はとても速く回っていたんですね。それから少しずつ少しずつ減速し、現在のように24時間になっていったようです。

地球の自転を減速させたもっとも大きな要因は、潮の満ち引きによって発生した摩擦。月からの万有引力によって、満潮と干潮が繰り返されます。このとき地球上で移動する海水は、海底とのあいだに摩擦を起こします。この摩擦が自転を妨げるブレーキとしてはたらくことで、徐々に減速していったのだと考えられています。

そのほかにも、大地と大気の摩擦、地下のマグマと地殻の摩擦、地球内部にあるマントルと核との摩擦など、地球の自転はいろいろな要因によってブレーキをかけられているといわれています。

ちなみに、こうした摩擦の力により、地球が自転する速度は現在でも遅くなっています。といっても減速するスピードは、20年間でたった1万分の1秒ほど。ほとんど分からないスピードの減り方です。

(参考::雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』)

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