ツバメが家に巣を作ると「縁起がいい」と古くから言われているそうですが、その理由は。
「主に2つの理由が考えられます。1つ目は、ツバメは害虫を食べて豊作を招いてくれるので、農家の人がそう伝えてきたのでしょう。
2つ目は、ツバメがカラスなどの外敵を避けるため、カラスが近よらない比較的人の出入りが多い商店などを選んで巣作りをする傾向が多いことが理由です。これが、ツバメが巣を作った家は人の行き来が盛んで商売繁盛のシンボルとして歓迎されたのだと思われます」(山本さん)
近年はエサをとる環境や巣作りに適した家屋が減り、都市部では見られるツバメの数はもとより、産卵やヒナの数が明らかに減少しているとの調査結果も報告されているそうです。
ツバメの巣を迷惑がらず大切に思っていることがうかがえる張り紙などを見かけるとほっこりした気分になります。この先もずっとツバメが日本を訪れてくれるよう温かく見守っていきたいですね。
ウェザーニュースよりhttps://weathernews.jp/s/topics/202305/130115/
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