寿限無の印鑑

島根県の印鑑の製造販売会社「永江印祥堂」がSNS上に投稿した「寿限無」の印鑑が、インターネット上で話題を呼んでいます。

「寿限無」とは、長い名前を早口言葉で言い立てる落語の代表的な前座噺の題目で、生まれた子どもにめでたい名前を付けようと寺の和尚さんを訪ねた父親が、いろいろと教えてもらっためでたい言葉をすべて並べ、子どもの名前にしてしまうという小ばなしです。子どもの名前は「寿限無、寿限無 五劫のすりきれ 海砂利水魚の 水行末・雲来末・風来末 食う寝るところに住むところ やぶらこうじのぶらこうじ パイポ・パイポ・パイポのシューリンガン シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの 長久命の長助」といい、字数にして全108文字にもなります。

会社の担当者によると、「20年以上携わっている者が編集・彫刻・手仕上げをしております。その経験がないと難しいと思います。」手作業で緻密な作業。日本の技術力の高さですね。

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