ナショナルジオグラフィックによると、中国北東部から出土した非常に保存状態の良い化石は約1億2500万年前に生きていた2体の動物のからみあったもの。研究者によると、恐竜が地球を支配していた時代に、肉食哺乳類が草食恐竜を襲っている貴重な化石だそうだ。
大きいほうの骨格は、プシッタコサウルス(Psittacosaurus lujiatunensis)というイヌほどの大きさの草食恐竜。それに覆い被さっていた小さな骨格は、アナグマほどの大きさのレペノマムス・ロブストゥス(Repenomamus robustus)という肉食哺乳類。
当時の様子は今まで、小さな哺乳類が恐竜におびえながら暮らしていたイメージが強かったのですが、実はそうとばかりは言えないことが分かってきました。研究が進むと、新しい事実が出てきます。これからも楽しみです。
さて、昨日の漢字クイズの答えは「絵本」でした。いかがでしたか?
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