今日は土星が「衝(しょう)」を迎え見頃 一晩中みられるチャンス

8月27日(日)に土星が「衝(しょう)」を迎えて、見頃のピークとなります。

「衝」とは、太陽系の天体が地球から見て太陽とちょうど反対側になる瞬間のことです。太陽が沈むころに東の空から昇り、日の出の頃に西の空に沈むため、一晩中みることができます。

衝の前後数日間は0.4等の明るさで輝き、見かけの直径(視直径)も大きいため注目です。

望遠鏡を使うと土星の環(わ)を見ることができます。土星の環は約15年の周期で傾きが変わっていて、2017年頃に最も開いていた環は、2023年になって開き方はだいぶ小さくなり、細く見えるようになってきました。2年後の2025年には環の傾きは最小となり、ほとんど見えなくなります。

(ウエザーニュースより)

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