能登の大地震

能登の方では、正月から地震や津波による大変な被害が発生。不安な日々を過ごされていると思います。平穏な日々が早く戻ることを祈るばかりです。

さて、地震が大きく取り上げられたのは、人口が増え出した江戸時代頃からとも言われています。

ナマズと地震を関連づけられたのは、信仰上の経緯もあります。茨城県の鹿島神宮に伝わる神話によれば、雷神タケミカヅチと海神フツヌシが「要石(かなめいし)」を大地にうちたてることにより、大ナマズを鎮めたとされています。

鹿島信仰における大ナマズの話が広まったのは江戸時代。1855年の安政の大地震では、大都市・江戸を中心に甚大な被害が広がりました。その際に、ナマズ絵という風刺画が大流行。大きな被害が広がったのにも関わらず実態が捉えられない地震を、ナマズに例えて描いたんですね。

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