金星は地球のすぐ内側を回る惑星で、地球に最も近づく惑星でもあります。直径は地球の0.95倍、重さは地球の0.82倍と、大きさ・重さとも、地球とよく似ています。
金星には非常に厚い大気があり、そのほとんどが二酸化炭素です。そのため二酸化炭素の強い温室効果がはたらき、金星の表面の温度は昼も夜も摂氏460度と、太陽により近い水星よりも高くなっています。
星は公転周期が約225日、自転周期が約243日と、自転周期のほうが長くなっています。また、自転の方向が他の7つの惑星とは反対向きで、金星では太陽は西から昇り東に沈みます(厚い雲のせいで中からは見ることはできませんが)。なぜ金星だけこのような向きで自転しているのかは明らかになっていません。
地球に近いけれど、不思議なことも多い惑星ですね。今日の内容は、JAXAのホームページより抜粋しました。
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