国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」とは、その中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、1周およそ90分というスピードで、地球の周りを回っていて、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。 明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることもできます。 図は、5日火曜の「きぼう」が見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角です。5日火曜は5時32分頃から、観測のチャンスがあります。方角は、札幌・秋田・仙台・東京は南西、金沢は南南西、広島は北北東、福岡は東北東、那覇は北東です。
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