ナマコ、食べず嫌いの人や、食べる機会のなかった人がいるのではないでしょうか。おいしいと思いますよ。
ナマコは、食材としての歴史が古く、平城京へ献上したことを示す木簡が見つかっており、どうやら日本人は奈良時代にはすでにナマコを食していたようです。712年編纂の『古事記』の中には「海鼠」の記述があり、当時は「コ」と読んでいました。ナマコとは「生のコ」という意味だったようで、ナマコの腸の塩漬け、コノワタという名称に当時の呼び名が残っています。
江戸時代には乾燥ナマコをすり下ろして漢方薬として用い、中国にも輸出していました。
まあ、日本では普通の食材ということですね。
2 total views, 2 views today