クリスマスにケーキを食べるようになったのは?

ケーキ屋さんはどこも大繁盛のようですが、このクリスマスケーキ、日本ではいつ頃から食べられるようになったのでしょう。

日本人では、もともとクリスマスにケーキを習慣は根付いていませんでした。クリスマスケーキが日本で初めて販売されたのは、1910年のこと。お菓子の老舗メーカー、不二家が元祖といわれています。

当時は現在のようにいちごや生クリームをのせたものではなく、ドライフルーツと洋酒を効かせたフルーツケーキに、砂糖衣をかけてアラザンをトッピングしていました。当時は高価で一般市民が購入できるものではなく、特別な日に食べる贅沢なものだったそう。

以降、冷蔵技術の普及に伴い現在の形へと変化しました。不二家では、1922年にショートケーキが販売され、いちごをのせたケーキは1933年頃に誕生したとされています。

その後、1952年にクリスマスセールが開催されたことで、クリスマスケーキが広く知られるようになりました。

日本では、いちごと生クリームのケーキが王道とされているクリスマスケーキですが、海外ではブッシュ・ド・ノエルやパネトーネなど、見た目や味わいが異なるケーキが食べられています。日本でも手に入りやすいので、今年のクリスマスに食べてみてはいかがでしょうか?

(macaroni参照 https://macaro-ni.jp/22014?page=2

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