メディアのことに関するので、この記事をブログに書きます。広島市教委は2023年度、市立の全小中学、高校の平和教育プログラムを初めて見直し、小学3年年向けの新教材では、これまで採用していた漫画「はだしのゲン」を「漫画の一部を教材としているため、被爆の実態に迫りにくい」などとして削除。別の被爆者の体験を扱った内容に差し替えることになりました。
「はだしのゲン」は、中沢啓治さんによる漫画作品。中沢さん自身の原爆による被爆体験を元にした自伝的な内容になっています。以前(2013年)にも、描写が過激だとして、松江市内の学校の図書館で閲覧禁止になったことがあります。しかし、広島原爆資料館でも販売している漫画です。教材としてはなくなっても、平和教育に使ってくれたらと思います。
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