木の年輪の太さの違い

「切り株の年輪、幅の広い方が南側」という話、聞いたり、読んだりしたことありませんか?「学校で先生から聞いて、子ども・孫にも話した」「ボーイスカウトで習ったのに」「有名なアニメでも言ってたけど」・・・『目からウロコの木のはなし』の作者である農学博士で京都大学生存圏研究所特任教授・秋田県立大学名誉教授の林知行さんは、この俗説は正解ではないと言います。

林さんは、「年輪幅に広い狭いが生じるのは樹の幹の傾き(傾斜)や根が張っている土地の傾き(傾斜)、樹体の重心の偏りなどさまざまな理由からで、年輪と方角にはなんの関係もない」というのを大学で教わって、正しい情報の大切さを学んだそうです。まさに、私にとっても目からうろこでした。早速『目からウロコの木のはなし』を注文してみました。読むのが楽しみです。

昨日の漢字クイズの答えは「液」でした。

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