ポイ捨てされた「タバコの吸い殻」はどれくらいの「毒性」があるのか


Yahooニュース7月2日、ライター:石田雅彦 参照。

以前、水族館の水槽の魚60匹中50匹が亡くなり、水槽からはたばこの吸い殻が見つかった事件がありました。これを受けて、ライターの方がまとめた記事があります。

『1本のタバコの吸い殻が環境中へポイ捨てされると、1リットル当たり2.5ミリグラムの濃度になるようだ。ニコチンは殺虫剤に使われるように毒性も強く、ヒトの大人の経口致死量は40ミリグラムから60ミリグラムとされているので、吸い殻1本でも小さな生物にとっては生死に関わる濃度になることが考えられる。』ムール貝やハゼを使った実験を元に、ライターは訴えています。

では、最近はやりの電子たばこはどうなのか?筆者はこう書いています。

『加熱式タバコにも付けられているタバコのフィルターは一種のプラスチック繊維だ。自然環境中へ放棄されると分解されにくく、マイクロプラスチックとして長期間残存する汚染物質となるフィルターは、そのままの形で環境中に存在し続け、2年経っても38%ほどしか分解されず、完全に分解されるまでには2.3〜13年ほどかかる。』

いずれにせよ、吸い殻を何気なく、あるいは故意に捨てると、地球環境を汚染するほどになるということを言っています。このことを知った皆さんは、大人になったとき、たばこを吸い始めますか??

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