
木星には地球よりも大きな台風が存在することをご存知でしょうか?本記事では、その規格外な大きさの「大赤斑」と、その消滅の可能性をご紹介します。
「大赤斑」とは、木星の南半球に存在する巨大な嵐のことです。大きさは最大で4万kmにも及び、地球が2~3個すっぽり入ってしまうほどのサイズです。風速は秒速350mと、地球の台風と比べて桁違いに凄まじい速度で風が吹き荒れています。
実はこの大赤斑、サイズが年々縮小しているのです。19世紀後半には最大となる4万km程でしたが、1980年には約2.3万km、2014年には1.6万kmまで縮小しています。そして、楕円であった形状も、徐々に真円に近づいているとの事です。
NASAの天学者によると、このペースで縮小していったとすると2050年頃には消滅するのではないかと見込まれています。
(出典:スペースチャンネル)
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