
日本最古温泉として名高い「道後温泉」「有馬温泉」「白浜温泉」は、しばしば“日本三古湯”と呼ばれます。
道後温泉は、傷を負った白鷺(しらさぎ)が湯あみして元気になったことが起源とされています。神話時代にはオオクニヌシとスクナヒコナ、飛鳥時代の聖徳太子や斉明天皇をはじめとする貴人も来浴したといいます。
しかし、なんといっても道後温泉で多くの人が思い浮かべるのは、明治の文豪・夏目漱石の代表作『坊っちゃん』です。1895年に松山の中学校に赴任した漱石の実体験に基づき、その前年に改築したばかりの公衆浴場「道後温泉本館(以下、本館)」が登場する。新任教師の「おれ」が湯船で泳いだことを注意され、生徒たちにからかわれる場面があり、笑いを誘います。
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