牛の削蹄(さくてい)という言葉を聞いたことありますか?削蹄とは、牛の蹄(ひづめ=人でいう爪)を定期的に切って、形を整えることを言います。家畜である牛は野生動物と違って運動量が少なく地面での摩耗もあまりないので、手入れをしてあげる必要があります。牛の蹄が伸びたままだと歩きにくくストレスの元となり、怪我や病気になりやすいのです。ひいては乳量や乳質、繁殖にも影響が出るため、削蹄が必要というわけです。
よく似た言葉で「装蹄」がありますが、こちらは馬の蹄を整えること。馬は蹄鉄をはかせるので「装蹄」、牛は爪を削るので「削蹄」といい、どちらも専門的な仕事です。削蹄をする人のことを「削蹄師」といいます。(https://nisshofarm.com/staff-blog/post-8.html)
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