桜の起源はどこ?

明日が新学期の始業式という学校も多いようですね。校庭に桜がある学校も多いのではないでしょうか。

さて、桜の起源はというと、ヨーロッパ・西シベリア、日本、中国、米国・カナダなど、主に北半球の温帯に広範囲に自生しているだけに難しいのです。

「桜の原産地は中国で、日本の桜は中国のヒマラヤ山脈から伝来した。
その時期は唐の時代だった」との記述がある書物もありまして、日本、中国、韓国が起源を主張しているようで、なかなか定まらないようです。

日本でも平安時代に桜の花を見て詠まれた和歌もあり、観賞用の桜はその時代から日本でも品種改良されてきたみたいです。

一番馴染みのあるソメイヨシノは、日本の園芸品種で、江戸時代後期に日本固有種
のオオシマサクラとエドヒガンを改良した「吉野桜」が誕生したとされています。
この吉野桜は、現在の東京都豊島区にあった「染井村」で、植木職人の手によって作られた
といわれており、奈良県にある吉野の山桜と区別するため、のちに「ソメイヨシノ」と
呼ばれるようになったのが、現在のソメイヨシノの始まりとされています。【諸説あり】

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