ナガミヒナゲシ

春になり暖かくなると、草花もいっぱい咲き始めます。最近道ばたや空き地で見かける花に、ナガミヒナゲシという花があります。

ポピーにも似たこの花は、『ナガミヒナゲシ』という外来植物。春先から初夏にかけて、花を咲かせます。

かわいらしい見た目をしていますが、多くの自治体では、自宅の庭などで見かけたら駆除をするよう推奨されていることをご存知でしょうか。

ナガミヒナゲシは、非常に強い繁殖力を持ち、ほかの植物の成長を妨げるなど、既存の生態系に影響を与える植物なのだとか。

2024年現在では、環境省によって駆除対象と指定されているわけではありませんが、ガーデニングなどをしている人は覚えておくといいでしょう。

ナガミヒナゲシには毒がある?

また見た目がかわいいからといって、素手で摘もうとする人もいるかもしれませんが、それも注意が必要です。

ナガミヒナゲシには、アルカロイド性の有害物質が含まれているようで、素手で触れると手がかぶれるなどの症状が出るおそれがあるそう。気をつけましょう。

 197 total views,  3 views today