サツマイモを掘らねばならないのですが、天気が悪くてチャンスがありません。
さて、サツマイモは元々日本にあったものではありません。それでは、どこから来たのでしょう。
サツマイモの原産地は、メキシコ南部からペルーにかけての地域と言われていてます。そこでは、紀元前10,000年から8,000年ごろには栽培を行われていたと考えられています。
そこから、サツマイモは3つのルートで世界に広まったようです。
1)15世紀末のコロンブスの新大陸発見以降ヨーロッパに伝えられ、スペインとポルトガルがアフリカ大陸へ伝え、インドへ伝えたバタタスルート
2)同じ時代にスペインの植民地であったメキシコから、同じ植民地のフィリピンへ伝えたカモテルート
3)1)・2)よりはるか昔に、原産地の南アフリカの原住民がボリネシアなど南太平洋の島々に伝えたクマラルート
図を見ると、様々なルート、人達によって世界に広がっていったかわかりますね。
(参考)川越市ホームページ
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