そういう時代が来そうですね。お金やこだわりのある人は、豪邸を建て、ともかく持ち家が欲しいという人は3Dプリンターで作られた家が。
約500万円で1LDK一戸建て住宅の販売を目指す会社が兵庫県にあります。広さ49平米、電気・水道・ガスの他、風呂やトイレも完備するなど、すぐに入居が可能な住居としての販売を予定しています。
強度や耐水性、断熱性、耐火性、耐震性など、一般に住居として求められる基準については、次のコメントを載せています。「素材は一般的なコンクリートに特殊な硬化剤などを混ぜたもので、二重構造にすることで断熱性を高めています。世界一厳しい日本の耐震基準をクリアしており、強度も問題なく、各種特許も出願しています。球体という形がポイントで、これが自然災害に最も強い形状です。現状、世界中で開発が進んでいる一般的な3Dプリンター住宅は、壁部分のみを3Dプリンターで出力する工法を取っており、工程や建築コストも従来の住宅と大きく変わりませんが、球体であれば家自体がひとつの構造体で、建築納期やコストを大幅にカットできる。専門的な部分なので説明しづらいのですが、屋根のいらない角度のついた球体の壁を出力する技術こそが他にはない弊社の強みです」
家を持つのに選択の幅ができるのはありがたいことですね。
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