消える・・なんて書きましたが、実は2025年春からしばらくの間、地球からの観測では見えなくなるんですよね。土星の輪を真横から見るような位置になるためで。
土星の赤道面を囲んでいる環は厚さが非常に薄いんです。最も薄いところは10メートルほどしかありません。したがって、環と同じ目の高さでみると、環が紙のように薄くなり、目立たなくなるというわけです。
地球と土星は、およそ15年ごとに、このような位置関係になるそうです。来年、輪っかの消えた土星を望遠鏡で観測する機会があるといいですね。
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