暖かくなりました。もう、10数日でサクラの花も咲き始めるのではないでしょうか。サクラの木によくついていたり、枝の下でもぞもぞしたりしているこの幼虫、皆さん見たことありますよね。一般に「オキクサン」とよばれる「イラガ」の幼虫です。
幼虫はサボテンのような見た目で、そのトゲ(毒棘:どくきょく)に触れると電気が走ったような痛みを感じ、その後皮膚炎を起こします。痛みは比較的早く治る傾向がありますし、その後のかゆみも長く続かないことが多いようですが、触ってしまったときの痛みは強いので油断は禁物です。
刺されてしまったら以下のように対処していきましょう。オキクサンなどの毛虫刺されの対策には、粘着テープを使っての毒毛(または毒棘)の除去が効果的です。粘着テープを刺されたところに貼って、付着した毒棘を除去します。数回貼りはがしすると効果的でしょう。その後、流水で傷口をよく洗います。冷たい水で洗うことで、痛みを和らげたり、腫れを抑えたりする効果が期待できます。最後に抗ヒスタミン軟膏を塗っておきましょう。症状が酷い場合は皮膚科などを受診することをおすすめします。
サクラの花はきれいですね。お花見などするときは、オキクサンなどの虫には十分気をつけてくださいね。
(参照:YAMA HACK https://yamahack.com/384)
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